前編は10月の時に観て、後編を今日観ましたので、まとめて感想を書いてみます。
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……感想を書こうにも何を書けばいいかわかりません。
というのも、以前からまどマギは私の中で「罪と罰」や「七人の侍」に並ぶ傑作中の傑作として君臨していましたが、今回のを観たことで以前とは比べ物にならないほどの神々しさをもった神聖さの象徴へと格が上がりました。
そのため、そんな崇敬の念すら抱かせる至高な存在を一介の大学生なんぞの言葉をもってして評価したとして、ここに書きこまれた文字の羅列が果たして「まどマギ」の魅力を十二分に読み手に伝えることが可能たりえるだろうか―――――――
また、その魅力を伝えれなかったという結果は、私にとってまどマギの価値をいたずらに貶めるような罪悪感を感じさせるはず。そして、「的確たる魅力を伝えるに至らない解説をする」という行為はまどマギの神聖さを冒涜する行為と同等ではないだろうか―――――
以上のように私は常に懸念を抱かずにはいられないため、残念ながら感想を書くことができません。
もし、書くことが許されるのであれば、「私が涙した場面」という神聖さの本質を汚すに至らないだろう、限定的な場面を2つだけ書こうと思います。
・ほむほむの過去の話において、逃れようのない悲運に打ちのめされたまど×ほむが誰かのためを想って流す涙に激しく心を動かされた。ひとえに大切な者にのみ向けられるその悲痛な嘆きは我(が)というものが存在せず、それは無駄のない美的な旋律として感じられた。
・まどかが魔法少女になると決意し、多くの魔法少女たちが救われていく場面。
自分の持てる一切を犠牲にして、少女たちが断ち切れなかった嘆きの連鎖を消し去ることで救いを万人に等しく与えていく姿は、まさしく「無償の愛」といえるものだった。そして、己を完全に捨て去った、その我のない祈りは先ほどから私が述べていた「神聖さ」というものを輝かしいまでに体現し、未だかつてない美的な眩さをもってして私の涙腺を崩壊させた。
同じように黒澤明の「姿三四郎」でも、兄貴が柔道の試合に勝ちますようにと神様にお祈りをささげる少女を目にした三四郎の師匠(だった気がする。違ってたらすみません)が
「あの美しさはどこから出てきてるか分かるか?祈るということの中に己を捨てきっている。自分の我を去って、神と一念になっている」
と三四郎に語るシーンがあり、彼女の祈りの中に神格化せずにはいられない「美」が存在していると述べてます。
この点からも「まどマギ」のテーマでもある「敬虔かつ我のない祈りは何物にも代えがたい美的な神聖さを放つ」ということが、他の作品でも共通していることがうかがえる。
もちろん2013年に公開予定の新作劇場版も見に行く予定です。見に行かないなんてこと、まどマギへの冒涜以外の何物でもないですしね(信者特有の思考)
とにかく、この記事を読んでまどマギに興味を持った人はすぐさま映画館へまどマギを見に行きましょう!TV版を見てなくても総集編なので楽しんで見れますし(総集編特有のカットシーンばっかでTV版未視聴者おいてけぼりって現象が存在しないのも特徴)、魔法少女の変身シーンや戦闘シーンなど多くの場面が魅力的に再編集されているのでDVDを10回視聴組でも楽しめれますぞ。
にしても、記事書くのに1時間半もかかるとは……
ぬわぁあああああああん疲れたもぉおおおおん←(まどマギへの崇拝ゆえ)
- 2012/11/28(水) 23:51:05|
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面白すぎて、漫画の続き書くのがどうでもよくなります。
それと、今回から線画はすべてデジタルに変更しました。こっちのほうが楽ですね、やっぱ。
ただ、まだデジタルで慣れてない部分が多いので、未熟に見える部分が多いかもしれませんが、そこは内容でカバーするので許してください><
- 2012/11/23(金) 15:23:16|
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この11月は神ゲー「Call of Duty Black Ops 2」や、我が崇拝する神「クジラックス」大先生の「ろりとぼくらの。」、ヴィンランドサガ12巻などの上質すぎる快楽製造機が集中してバンバカ発売される予定であり、私が運よく初内定をゲットした月でもあることからも、この月は間違いなく人生でもっとも幸福指数の高い時なんじゃねーの?と思わずにはいられない状況だったりします。
そして、この「11月の幸運」の恩恵を更に強調するものがこちらのFAですよ。
そうです! あの蝶々デモクラシーを連載中の鍋先生からFAを戴いたんです!
ああ(感嘆)、少女特有のあどけなさと、ドライな不安を掻き立てる殺伐さがいい感じにマッチしてて堪りません!
そのうえ、未成熟な体躯にのみ許されるキュートさ+どこか扇情的な魅力を孕んだ肉感(特に脚部)なんて、観賞してて思わず頬ずりしたくなっちゃいましたよ~(変態)
それとFAのお礼に蝶々デモクラシーの蝶子・英のイラストを描かせていただきました。
にしても、この月で幸運を使い過ぎて、のちに何か重大な不運があるなんてこと…
ないといいなぁ…
- 2012/11/18(日) 22:10:34|
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11月4日に後編を更新するので、「おい、話が全然進展してねーじゃねーか」とお怒りの方も次で山場となるので、もうしばらくお待ちください
- 2012/11/03(土) 01:53:21|
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